大寒大寒波に一句二句、でき候につき披露つかまつり候

日本列島、西日本は特に、史上稀なほどの大寒波の襲來、九州は眞冬日となり、各地で積雪を記録中。
この「大寒」大寒波が過ぎると、また異常なくらゐの暖かさとなる予想らしいので、冬の寒さがこの時期に、二倍三倍の一塊りになって來襲してゐるのだと思ひ、寢て過ごすが得策と、

蓑虫や蝶を夢見て繭ごもり


と布團を引っ被って、思ひ考へてゐると貧乏性はしやうがないもので、

大寒や、釈迦も達磨も修行中


とどこからともなく叱咤する聲が聞こえてきて、ガバと跳ね起きたものの、寒さは寒し、 「起きて半疊、寝て一畳」などと腕組み思案も長續きせず、駄句書きつけて、元の木阿彌、布團引っ被り、胎兒の姿勢となって夢のなかへととろけていく ……


Art of Heart ――――― 思考 69 空想 ――――― Word of World