集語「日本人の死生感&觀」 Word of World


集語「日本人の死生感」Word of World 

{一応、時代順に配してあります。まだまだ澤山あります。いづれ、生死「辭世」好みの日本人の死生感&觀をコトバ「マンダラ」に完成させてやらうかなどと思っております。

わが國の、やまとのことば、ことだまの、森羅萬象、こだまとぞなる


日本武尊、死に際し望郷して
やまとは國のまほろば、たたなづく青垣山隱れる、やまとしうるはし

獨生獨死 獨去獨來 『大無量壽經』
生死事大 無常迅速
諸行無常 是生滅法 生滅滅已 寂滅爲樂 『涅槃經』
色即是空 空即是色 『般若心經』

いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむうゐのおくやまけふこえてあさきゆめみしゑひもせす
色は匂へど散りぬるを 我が世誰ぞ常ならむ 有爲の奥山今日越えて 淺き夢見じ醉ひもせず 
『いろは歌』{空海の作ではないさうです。が、空海の弟子筋にあたる眞言宗の覺鑁は、これを「諸行無常 是生滅法 生滅滅已 寂滅爲樂」諸行は無常であり生滅の法であり、生滅を超越したところに法樂がある)の意譯だとしたさうです。


空海077435
虚空盡き、衆生盡き、涅槃盡きなば、我が願ひも盡きなむ。
空海から最澄への書簡「風信帖」國寶
最澄076622
國寶とは何物ぞ、寶とは道心なり、道心あるの人を名づけて國寶となす。道心の中に衣食有り、衣食の中に道心無し。

在原業平082580
つひに行く道とはかねて聞きしかど、昨日今日とは思はざりしを 

覺鑁109543{kakubanと讀みます。
かの極樂いづれの處ぞ、十方に遍ぜり。かくのごとく觀ずる時、娑婆を起たずして忽ちに極樂に生ず。我が身、彌陀に入り、彌陀を替へずして大日と成る。我が身、大日より出づ、これすはなち即身成佛の妙觀なり。

法然113312
榮えある者も久しからず、命ある者も愁ひあり。身命財産を捨てても、ひとへに淨土の法を説くべし。智者の振舞せず、たゞ一向に念佛すべし。
罪深ければとて卑下したもうべからず、十惡五逆廻心すれば往生を遂ぐ、功徳少なければとて望を絶つべからず 。

親鸞117362
善人なほもて往生を遂ぐ、いはんや惡人をや。
會者定離ありとはかねて聞きしかど「昨日今日とは思はざりけり」
明日ありと思ふ心の仇櫻 夜半に嵐の吹かぬものかは
この如來、微塵世界にみちみちてまします。すなはち、一切群生、海の心にみちたまへるなり、草木國土ことごとくみな成佛すとなり。

「厭離穢土、欣求淨土」と云ふけれど、あの世もこの世「ヂゴク∞ゴクラク」 

道元120053
生死事大、無常迅速、光陰惜しむべし、時人を待たず。
正修行のとき、谿聲谿色、山色山聲、ともに八萬四千偈を惜しまざるなり。{佛道を得て無心となれば、山川草木が語りかけてくるやうになる、といったやうなことのやうです。次の文と重ねてみてください。
佛道を習ふは自己を習ふなり。自己を習ふは自己を忘るゝなり。自己を忘るれば萬法に證せられるなり。
たゞ生死すなはち涅槃と心得て、生死として厭ふべきもなく、涅槃として願ふべきもなし。この時、はじめて生死を離るゝ分あり。生より死に遷ると心得るはこれ誤りなり。

夢窗疎石127551
打つ人も打たれる人ももろともに、たゞ一時の夢のたはむれ

吉田兼好128352
人みな生を樂しまざるは、死を恐れざるゆゑなり。死を恐れざるにあらず、死の近きことを忘るゝなり。
死後はついでを待たず。死は前よりしも來らず、かねて後から迫れり。

楠木正成129436
罪深き惡念なれども、我もかやうに思ふなり。いざさらば、同じく生を變へて、この本懷を達成せん。

足利尊氏130558
哀れなるかな、武將に備わつてより二十五年、向かふ處、必ず順ふと云へども無常の敵の來るをば防ぐにその兵はなし。

一休宗純139481
世の中の娘が嫁と花咲いて、嬶と萎んで、婆と散りゆく
人生は食うて糞して寢て起きて、さてその後は死ぬるばかりよ
今日ほめて明日惡く言ふ人の口。泣くも笑ふもウソの世の中
門松や冥土の旅の一里塚。めでたくもあり、めでたくもなし

蓮如141599
朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。

足利義政143690
何ごとも夢、まぼろしと思ひ知る身には、憂ひも悦びもなし

世阿彌元清136343
是非とも、初心忘るべからず。時々の初心、忘るべからず。老後の初心、忘るべからず。
武田信玄152173
成せば成る 成さねば成らぬ 成る業を 成らぬと捨てる 人のはかなさ 
成せば成る 成さねば成らぬ 何事も 成さぬは人の 成さぬなりけり  上杉鷹山

上杉謙信153078
一期の榮は一盃の酒。四十九年は一醉の間。生を知らず死また知らず。歳月またこれ夢中の如し。 

織田信長153482
人間五十年。下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり。

明智光秀152882 
五十五年の夢 覺め終わりて一元に歸す 
{少しづゝ人生が長くなっていってるね。

豊臣秀吉153798
露と落ち、露と消えにし我が身かな。難波のことも夢のまた夢

徳川家康154316
人の一生は重荷を負いて遠き道を行くがごとし、急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし。心に望み起こらば困窮したる時を思いだすべし。堪忍は無事長久の基、怒りを敵とおもえ。勝つことばかり知りて、負くることを知らざば、害その身にいたる。おのれを責めて人を責むるな。及ばざるは過ぎたるより勝れり。徳川家康
{最後に天下をクソ把みした爺樣がいかにも云ひさうなことばかり。とんだタヌキオヤヂだぜ、やっぱり。

伊達政宗156736
馬上少年過、世平白髪多、殘躯天所赦、不樂是如何。{馬上に少年を過ごし、世平らかにして白髪多し、殘躯天の赦すところ、樂しまざるはこれ如何
曇りなき 心の月にさきだてて 浮き世の闇を 照らしてぞ行く

鈴木正三157955
この糞袋を何とも思はず打捨つることなり、これを仕習ふより別の佛法を知らず。

白隱168568
佛になろうとしようより、佛でおるが造作がのうて近道でござるわいの。 

松尾芭蕉164494
やがて死ぬ氣配も見えず、蝉の聲
散る櫻、殘る櫻も散る櫻
旅に病んで、夢は、枯野をかけめぐる

小林一茶176327
露の世は、露の世ながらさりながら

良寛175831{辭世の句
裏を見せ、表を見せて散るもみぢ

淺原才市185132
わしが阿彌陀になるじゃない、阿彌陀の方からわしになる、なむあみだぶつ。

あみだくじ、たどりたどりて、おもはざるところでオダブツ、なむあみだぶつ。

けふはこれまで

追々、補充していきます



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