比喩と揶揄:キレイキタナイ:『イヂメとケヂメ』 マジメな話

 
『イヂメとケヂメ』 マジメな話、日本人論

日本人、老若男女、ことごとく、キレイキタナイ、イヂメはケヂメ

イヂメをケヂメと、日本人はマジメに思ひ信じてゐるのではないか。
苛める方も苛められる方も「イヂメはケヂメ」とたがひにどこかで了解、納得してゐるのではないか。
イヂメをケヂメと理解すれば、日本人社界の老若男女、あらゆる種類の共同體組織において發生して事が理解されるだらう。
このイヂメ=ケヂメの思想は農耕民族である日本人の、高温多濕の密接な人間關係の場である村落共同體において、「和」の心と「村八分」の掟として、日本人お得意の「建前/本音」の裏表主義で鞏固に維持されてきたものであつた。
イヂメは單純に「弱い者」をなぶりいぢめて娯しんでゐるのではなく眞劍な共同體的行爲であり、さうしたイヂメ-イヂメラレの關係の設定のなかに日本的な社界が構築されてゐると見なければ、物事の本質は見えてこないだらう。



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