比喩と揶揄:キレイキタナイ:飛鳥公園不正談合事件

 
官人による不祥事、醜聞が引きも切らない。日本誕生の地、飛鳥を舞臺にした不正談合事件が摘發された。
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飛鳥歴史公園とは今回の事件となつた甘樫丘をはじめ、高松塚や石舞台、キトラ古墳などの古墳周辺5地区からなるさうだ。

この甘樫丘に立って私は悲壯なる氣分に浸り、さかんに日本といふ國家の歴史と將來におもひを致していい氣になつてゐたのであったが、その足元では官民による談合不正がおこなはれてゐたといふわけだ。私としてもなんだか冷水を浴びせられたやうで、この事件には親身に腹を立てた。

まあ、近頃の大きな金額の不正に狎れた感覺では、あはれなほどの少額で、どうしてこのくらゐのカネ欲しさに一生を棒に振るかなと思はれるのだが、そこが日本人のかなしさ、談合しないとなんだか氣持が落着かぬのだらう。工事あるところすべて談合不正ありの感。日本人で惡い事のできる立場のヤカラはすべてなんらか惡行に手を出してゐるやうにも思はれてくる。隣で甘い蜜を吸われてはガマンできなくなるのは分らなくもない。
談合しかり、裏金しかり、この手の手法は日本全國津々浦々まで知渡り、行渡ってゐるであらう。

かういふ毒の囘りきった精神體質の公務員を抱へては、日本の前途は危ういうへにも危うい事となる。


Art of Heart ∈ 思考69空想 ∋ Word of World